PS5のコントローラーを操作していないのに、キャラクターや視点が勝手に動いてしまう症状でお困りではありませんか?
この症状は一般的に「ドリフト」と呼ばれ、DualSenseのスティック部分に不具合が発生すると起こることがあります。
今回は、スマホスピタル埼玉大宮店へご相談いただいたPS5 DualSenseコントローラーのスティック交換修理をご紹介します。
今回はスティックユニットを交換し、交換後のセンター調整まで行うことで正常な操作状態へ改善しました。作業時間は約90分です。
🎮 PS5コントローラーで視点が勝手に動く「ドリフト症状」
今回ご相談いただいたのは、スティックに触れていない状態でも視点が勝手に動いてしまうという症状です。
ドリフトが発生すると、FPSやアクションゲームでは照準がずれたり、キャラクターが勝手に移動したりするため、正常なゲーム操作が難しくなります。
PS5のDualSenseだけでなく、Nintendo SwitchのJoy-ConやProコントローラーなどでも見られるスティック関連の代表的な不具合です。
PS5コントローラーのドリフトが発生する原因
アナログスティック内部には、スティックの傾きを検出するためのセンサーが搭載されています。
長期間使用することで内部部品が摩耗したり、汚れや経年劣化によって入力値がずれたりすると、スティックを中央に戻していても入力が残ることがあります。
- スティック内部センサーの摩耗・劣化
- 内部への埃や汚れの侵入
- スティックユニット自体の故障
- 落下や強い衝撃による破損
- センター位置のずれ
クリーニングで改善する場合もある
内部の汚れや接点状態が原因であれば、クリーニングによって症状が改善する場合があります。
一方で、スティックユニットそのものが摩耗・故障している場合は、清掃だけでは改善せずスティックユニットの交換が必要です。
今回のDualSenseはスティックユニット側の不具合が確認されたため、交換修理を行いました。
古いスティックユニットを基板から取り外します
DualSenseのアナログスティックは、基板へ直接はんだ付けされています。
そのため、スマートフォンの画面やバッテリーのようにコネクターを外して交換するだけではありません。
コントローラーを分解したあと、基板上にはんだ付けされている古いスティックユニットを取り外します。
複数箇所が基板へ固定されているため、パターンや周辺部品を傷つけないよう、はんだを処理しながら慎重に取り外していきます。
古いユニットを取り外した後は、基板側を整えて新しいスティックユニットを取り付けます。
スティック交換後はセンター位置を調整
スティックユニットは、新しい部品へ交換しただけで必ず正確な中央位置になるとは限りません。
部品ごとの個体差などによって、無操作時の入力値が中央からずれることがあります。
そのため当店では交換後にスティックのセンター位置を確認し、必要に応じて調整を行います。
交換後の動作確認
- スティック中央位置
- 上下左右への入力
- スティックを倒した際の反応
- L3・R3の押し込み
- 無操作時に入力が残っていないか
調整後はドリフトが発生していないことを確認し、正常に操作できる状態まで改善しました。
今回の修理内容
機種:PS5 DualSenseコントローラー
症状:スティックを触っていなくても視点が勝手に動く
修理内容:スティックユニット交換・センター調整
修理時間:約90分
修理後:ドリフト症状改善
ホールエフェクトセンサー式スティックへ交換
今回の修理では、ホールエフェクトセンサー式のスティックユニットを使用しました。
一般的なアナログスティックでは、スティックの位置検出に接点を利用する方式が広く使われています。
一方、ホールエフェクトセンサーは磁気を利用してスティック位置を検出するため、位置検出部分に物理的な接点摩耗が起こりにくいという特徴があります。
| 比較 | 一般的な接点式 | ホールエフェクト式 |
|---|---|---|
| 位置検出 | 接点を利用 | 磁気を利用 |
| 接点摩耗 | 使用に伴い発生することがある | 位置検出部では起こりにくい |
ただし、ホールエフェクト式であってもコントローラー全体が永久に故障しなくなるわけではありません。
スティックの機械部分やその他の部品が故障する可能性はあるため、あくまでドリフト対策の選択肢のひとつとなります。
DualSenseのカスタムにも対応しています
スマホスピタル埼玉大宮店では、通常のDualSense修理だけでなく、PS5コントローラーのカスタムにも対応しています。
スティック関連だけでなく、操作性を変更したい方や自分好みのコントローラーを作りたい方もご相談いただけます。
PS5コントローラーの不調は早めの点検がおすすめ
DualSenseではドリフト以外にも、さまざまな不具合が発生することがあります。
- スティックが勝手に入力される
- スティックを倒しても反応しない
- L3・R3の押し込みが反応しない
- L2・R2トリガーの故障
- 各種ボタンの反応不良
- 充電・電源関連の不具合
症状によって必要な修理内容は異なるため、まずはコントローラーの状態を確認して原因を切り分けます。
大宮でPS5 DualSenseのスティック修理ならご相談ください
PS5のコントローラーで「視点が勝手に動く」「キャラクターが勝手に歩く」といった症状が出ている場合、アナログスティックに不具合が発生している可能性があります。
スマホスピタル埼玉大宮店では、DualSenseのスティック交換をはじめ、トリガーやボタンなど各種コントローラー修理に対応しています。
また、PS5本体・Nintendo Switchなど各種ゲーム機の修理も行っています。
PS5コントローラーのドリフト修理でよくある質問
Q. PS5コントローラーのドリフトはスティック交換で直りますか?
A. スティックユニット自体の摩耗や故障が原因であれば、交換によって改善できる可能性があります。汚れや基板側など別の原因の場合もあるため、まずは状態の確認が必要です。
Q. スティック交換後に調整は必要ですか?
A. 新しいスティックユニットは個体差によって中央位置がずれる場合があります。そのため、交換後は入力値を確認し、必要に応じてセンター調整を行います。
Q. ホールエフェクトセンサーなら絶対にドリフトしませんか?
A. 磁気を利用して位置を検出するため、一般的な接点式と比べて位置検出部分の接点摩耗が起こりにくい特徴があります。ただし、スティックの機械部分やその他の部品が故障する可能性はあるため、絶対にドリフトしないというものではありません。